カナダの高等(大学)教育機関の種類

一般教養

一般教養の教育機関とは主に、大学生に一般教養を教育する機関です。以下はブリタニカ大辞典に出ている一般教養の定義です。「一般教養とは、専門職、職業、技術カリキュラムとは対照的に、一般的な知識を広め、更に一般的な教養を開発するためのカレッジまたは大学のカリキュラムである。」 一般教養教育機関には公立と私立の両方があります。

公立

公立の教育機関は州、準州、連邦政府のそれぞれから資金を得ていますが、学生からの学費や民間からの基金も経営を支えています。 これらの機関には州独自の入学規定あるいはキャンパス独自の規定がある場合があります。 また、こうした機関は行政の監督のもとに選出された、あるいは指名されたメンバーからなる組織によって、運営管理されています。 学部研究助成金は通常、公立大学の学部にとって重要な資金であり、学生に多くの実践的な研究の機会を提供することができます。 こうした公立大学は大規模な学部を持っており、準学位から博士号、博士課程修了者向けのプログラムまで、数々の学位コースを学生に提供しています。
公立/州立大学は一般に私立大学ほど学費がかかりません。

私立

私立の教育機関は一般的に、州、準州、連邦政府から資金を得ることはありません。その代わり、卒業生からの寄付金、学部研究助成金、学費などの民間からの資金を得ています。
多額の寄付金や民間からの資金により、学生と教授陣のための財源が増えます。

民間機関(非利益目的)

行政によって選出されていないメンバーからなる組織によって運営管理されている機関。こうした機関は、役員、従業員、オーナー、株主に利益を配当するために設立されてはいません。

民間機関(利益目的)

行政によって選出されていないメンバーからなる組織によって運営管理されている機関。こうした機関は、役員、従業員、オーナー、株主に利益を配当するために設立されています。s.

市立大学は各分野の著名な教授陣を集めて維持することができます一流の教授陣を揃えることで、学生もまた素晴らしい授業を体験できるのです。 私立大学のキャンパスでは、珍しいプログラムや画期的なプログラムに出会えるでしょう。

カナダの高等教育には数多くの選択肢があります。大規模な学校、小規模な学校、公立、私立、田舎の学校や都会の学校など様々な学校の中から選ぶことができます。
高校卒業後すぐに4年制大学に入学するか、それとも2年制のコミュニティ・カレッジや専門学校に入学して就職や4年制大学への編入に備えるか選ぶこともできます。
最初にコミュニティ・カレッジに入学することには、数々の利点がありますが、もちろん志望のカレッジや大学で学士課程を修了することもできます。